臍帯(へその緒)とはどんな構造なのでしょうか?臍帯動脈と臍帯静脈って?

へその緒と胎盤がくっついていて、赤ちゃんとママがつながっていますよね

 

このへその緒や胎盤の血液を「臍帯血」と呼ぶ のですが、これが、病気(白血病など)に有用なのです。

まだまだ、認知度は低いようで、しかも産婦人科が提携しているところも少ないので、だいたい臍帯血は捨てられてしまうことが多いようです

 

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一部では、民間の会社が臍帯血を保管してくれ、わが子が病気を患ったっときに、使用するというのがあります。

高額ではありますが、万が一に備える人も多いようですね

最近は、このように徐々にひろまりつつあります

 

臍帯血バンク ⇒  記事はコチラ

 

 

さい帯(へその緒)ってどんな構造なんでしょう

 

へその緒

 

さい帯は、胎盤と赤ちゃんをつないでいるものです。

長さは、約50cm前後が平均ですが、30cm以下や、100cmほどあることも

長いと、赤ちゃんにへその緒が巻きつきやす場合があります

 

へその緒が巻きついていることを、臍帯巻絡(さいたいけんらく)というそうで、

20%前後の妊婦さんに起こるそうです。多くは、心配いらないそうですが、

何重にも巻いているときは、吸引分娩や帝王切開となる場合もあるようです

 

臍帯の中は、3本の血管が流れています

 

とっても胎児には大事な栄養や酸素を胎盤から運んでくる臍帯静脈が1本

 

あと、臍帯動脈は2本あります

普通、人体は動脈に酸素や栄養が運ばれると思いますが、胎児は逆になっていますね

この臍帯動脈は、胎児からでた老廃物や二酸化炭素を母体へ送る役目をしています

臍帯動脈が1本しかない場合もあるようですよ

 

ヘソの緒は、ゼリー状のため破れたりすることがないのです。

3本はねじれているのですが、このねじれでとっても強い管となっています

なので、赤ちゃんが、触ったりしても大丈夫なのです

 
胎盤は血の匂いがしない!?

赤ちゃんを出産後、 「後産」といわれる胎盤の排出が行われます。

通常は、10~20分程度で、子宮から出てくるのですが、まれに出てこない時は、医師が子宮に手を入れて取る場合もあるそうです。とっても痛いとか・・・(-_-;)

 

この胎盤は血で満杯ですが、血が漏れないように膜があります

この膜があることによって、血の匂いがしないのですが、

なんと、これは哺乳類が自然界で生き延びるためともいわれており、

血の匂いがすると、天敵がよってきますからね(-_-;)

そして、動物は、すぐに胎盤などを食べるのです。

体が弱っていると、天敵に襲われますので、栄養補給と、血の匂いは食べて消すのです

 

出産後、胎盤を食べる!? ⇒  記事はコチラ

 

 

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