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公開日:2014/05/11
更新日:

さい帯血バンクって?白血病などに有効 私的と公的がある

先日、母親学級に旦那さんと参加しました

入院準備や、分娩のこと、分娩時の呼吸法などを教わりました

 

その時に、「臍帯バンク」というのを私的に会社で運営しているスタッフの方がこられていました。

 

 

もともと、さい帯がとってもすごい力があるというのは知っていましたが、

ここまで、民間の会社が作られているとまでは思わなかったです

しかし、調べてみると、民間の会社も数件しかないようですね

 

 さい帯

 

 

私的利用の「臍帯バンク」

母親学級で説明をされていた「さい帯バンク」の会社のパンフレットに値段書いてありました

それは、けっこう高いお値段でしたよ(-_-;)

20万円以上かかっていました

それで、10年間、保管してくれます

 

もちろん、わが子に白血病などの病気を患えば、それを利用することができるのですが、

白血病は、10万人に一人の割合ともいわれています。

難しい選択ですが、我が家では、知識だけにとどめておく予定です

 

公的な「さい帯バンク」とは

これは、産婦人科が「さい帯バンク」と提携していれば、できるようですが、今の日本は、まだ、認知度も少ないため、あまり、提携されておらず、出産後は、さい帯血は、捨てられています。

 

民間の会社にお金を払ってさい帯血を保存してもらうのは、家族や身内のためだけに使われますが、

公的な「さい帯血を寄付する」というものに関しては、無料で提供するのです

その臍帯血は、白血病などを患っている患者に使用されます。

ただ、母親の検査や、赤ちゃんが6ヶ月の時に健康状態を確認し、それから、このさい帯が使われるかどうかを判断するそうです。

 

帝王切開では、さい帯バンクは、できないそうです

手術ですので、さい帯血を採取するより先に、母体が大事ですからね

 

出産時のさい帯や胎盤の状態では、「臍帯血バンク」を希望していても、できない場合もあるようです

 

「さい帯血」のメリット・デメリット

メリット

 ・母体にも赤ちゃんにも負担がかからない

 ・臍帯血を採取するのに痛みがない

 ・さい帯移植は、移植がしやすい

 ・骨髄バンクよりも、適合率が高いため、ドナーをみつけやすい

(骨髄バンクは、すべての条件をクリアしないと移植できない)

 

デメリット

 ・日本では、まだ、認知度が少なく、確立されていない

 ・臍帯血を採取して、すぐに、保存しないといけないため、週末に出産したママや、時間帯によっては、受け取ってくれない。(せっかく、だれかの役に立つと思い、協力しようとしていても、このようなことで、提供を断念せざるを得ないのは、改善するべき点だと思います)

 

どちらかというと子どもに臍帯血は、移植されている

 

さい帯と胎盤から血液を採取する(この二つがさい帯血となる)のだが、50~200mlほどの量しか取れないそうです。

体重が1キロで5ccほど必要だそうです

 骨髄からとなると、1L前後採取できるそうなので、大人にも利用できるのです

 

さい帯とは ⇒  記事はコチラ

 

 

世界のほうが臍帯血保管が広がっている

韓国 20%

アメリカ 7%

で、さい帯血の保管があるそうですが、日本は、0.4%だそうですよ!!!

 

もっと、認知度があがり、提携する産婦人科も増えれば、これから、多くの病気に役立つでしょうね

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