母乳に含有のアラキドン酸の効果とは?DHAと同じくらい脳の発達に有効
「アラキドン酸」って知っていますか?
ミルクをあげているママなら、知っている方も多いかもしれませんね
カーコは、先日、産婦人科の健診に行ったときに、待合室に置いてある雑誌を読んでいるときに、載っていたのではじめて知りました(-_-;)
なんでも、母乳には一定量は含まれているそうで、DHAやEPAと同じくとっても必要なものなのだそうです。
ミルクを使っているママなら知ってると書いたのは、母乳に近づけるために、アラギドン酸を配合している粉ミルクが販売されているからです
それでも、まだ、一部の商品にだけ、アラギドン酸はふくまれているのですが、
世界でみると、多くの国が使用しています
アラギドン酸の効果・効能とは?
妊娠後期から生後2年くらいまでが、脳がとっても発達するそうです。
新生児の脳の重さは、おおよそ400g、生後1年で800g程度となります。大人で1400gほどです
なんと、1歳では、大人の脳の70%の重さになるのです!!!
その脳の成長や発達を促してくれるのが、よくいわれているDHAと、アラギドン酸なのです
生後1歳くらいまでは、アラギドン酸の合成が弱いために、母乳やミルクで補うのです
DHAやアラギドン酸は、脂質になるのですが、「あぶら」と聞くと、取り入れたくないと思ってしまいますが、
これは、とっても大事な脂質なのです。
「必須脂肪酸」なのです
脳には約60%の脂質がありますが、アラギドン酸は、12%、DHAは17%ほど含まれています。
アラギドン酸が含まれる食材は?
肉類、魚介類、レバー、卵などに含まれています
最近は、欧米化の食事になってきていますので、アラギドン酸を昔よりは多く取り入れています
DHAは魚介類に多く含まれているので、アラギドン酸も含まれているがDHAのほうが含有量が多いので、魚だけでなく、肉類も同じ量を食べるほうがいいようです。
アラギドン酸の取りすぎには注意を!!
ガン、動脈硬化、高血圧、アレルギー、アトピー性皮膚炎などを引き起こしやすくなるともいわれています
こんな研究があります
「落ち着きがあるかないかの研究」
粉ミルク=牛乳 で育った子供は、落ち着きがない |
母乳で育った子供は、症状が少なかった |
アラキドン酸が含有した粉ミルクで育った子供は、症状が少なかった |
この研究がすべてではないですが、こういう研究もあるのだなという風に思っていただけたらと思います