IOC新会長トーマス・バッハ就任!!五輪競技種目が増える?野球復活もあり
10日の深夜、IOC新会長に トーマス・バッハ氏が選ばれた
国際オリンピック委員会(IOC)は、2020年東京オリンピックで行われる競技の審査結果を発表した。
野球・ソフトボールは落選し、レスリングが残った。
2008年の北京五輪以来、野球・ソフトボールの存続はないと決定したものの、多くのIOC委員が復活の可能性はあるという
それは、IOCの現会長である ジャック・ロゲ氏が任期満了のため退任し、新会長になる からだ。
新会長が、改めて、実施競技の数を決めるべきだとしている
ジャック・ロゲ氏とはどんな人物
・1942年5月2日にベルギーのケントで生まれる
・ ベルギーの貴族 ベルギー王国より、伯爵を与えられう
・整形外科医
・2001年7月、IOC総会で、第8代国際オリンピック委員会会長に選ばれる
(第7代IOC委員会会長は、スペイン出身 フアン・アントニオ・サマランチで、1980年~2001年まで務めた)
・2002年 ソルトレイクシティオリンピック開催時、会長は、吠えるに宿泊するものだったが、選手村に滞在した。ドーピングなどのスキャンダルに対しても、きちんと対応し、評価を得た。
・2009年10月 IOC会長として、2期目に入り、2013年まで務めることとなった。
2008年 北京五輪から、世界的に普及していないスポーツを削除していくと決めた。
五輪の肥大化に歯止めをかけるために、実施する競技を28に固定していた。
それは、前任のファン・アントニオ・サマランチ氏が、拡大をし続け、
1984年には21競技 221種目だったのが、2000年には、28競技 300種目となっていたためだ。
しかし、今回の退任により、今後、新会長によって増えることもあるという。
世界のIOC委員
国ごとに1名から2名選出される。
理事会は、会長、副会長、理事の合わせて15名からなり、任期は4年で、選出選挙や再任選挙がおこなわれる。
(2013年9月9日現在)
会長 ジャック・ロゲ ベルギー (2001-2013)
副会長 セルミャン・ウン シンガポール (2009-2013)
副会長 トーマス・バッハ ドイツ (2010-2014)
副会長 ナワル・エル・ムータワキル モロッコ (2012-2016)
副会長 クレイグ・リーディー イギリス (2012-2013)
理事 ルネ・ファゼル スイス (2008-2016)
理事 ジョン・コーツ オーストラリア (2009-2013)
理事 サム・ラムサミー 南アフリカ (2010-2014)
理事 グニラ・リンドベリ スウェーデン (2011-2015)
理事 パトリック・ヒッキー アイルランド (2012-2016)
理事 ウ・チンクオ 台湾 (2012-2016)
理事 ウィリー・カルトスクミット・ルジャン グアテマラ (2012-2016)
理事 セルゲイ・ブブカ ウクライナ (2012-2016)
理事 フアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア スペイン (2012-2016)
理事 クラウディア・ボケル ドイツ (2012-2016)
日本からのIOC委員
1950年に日本のIOCは、2名と定められている
1982-2009 猪谷千春 定年 (1956年 スキー選手)
1990-2011 岡野俊一郎 定年 (サッカー選手)
2012- 竹田恒和 馬術 日本オリンピック委員会
次期会長に名乗りを上げているのは
1期目の任期は、8年のため、2021年まで
トーマス・バッハ副会長(59) ドイツ (弁護士でドイツオリンピック委員会会長)
2020年の開催地が東京に決まったため、会長もアジアの候補というのは難しい
セルゲイ・ブブカ理事(49) ウクライナ (陸上棒高跳び世界記録保持者)
リカルド・キャリオン財務委員長(60) プエルトリコ (銀行家)
デニス・オズワルド委員 スイス(元ボート五輪選手)
野球はなぜ落選したのか? 復活の可能性は?
アメリカのメジャーリーグが、協力的ではなかったとしている。
3時間以上の試合時間と、建設費用、そして、ヨーロッパではさほど人気のない野球のため、正式種目からはずされた。
新会長によって2020年東京オリンピックの競技が決まる
有力な候補者として、トーマス・バッハ氏が挙げられている。かれは、競技数が増えることに寛容といわれている。
今までのことを変えて、競技を復活させるのは、容易ではないが、可能性はあるようだ。
ロゲ会長も、復活はあるとしている。
競技数が、28というのは、五輪憲章で決められている。
そのため、野球・ソフトボールが加わると29競技目となるため、五輪憲章を改正しなければならない。 それには、委員の3分の2が賛成とする必要がある。
日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は「日本で一番人気のあるスポーツだから」として、復活を願っている。
2016年リオ・デ・ジャネイロオリンピックでは、復活種目として7種目あったが、その中で、2種目が採用された
採用
7人制ラグビー(ヨーロッパでは大人気で、女子も参加できる)
ゴルフ
落選
空手
スカッシュ
ソフトボール
野球
ローラスケート
2013年2月、2012年ロンドンで行われた26競技にレスリングは除かれた25競技を「中核競技」と位置付けた。
25競技と2016年リオ・デ・ジャネイロ五輪で追加される2競技の7人制ラグビーとゴルフを合わせて、27競技とした。
残りの一つを決めるため、
レスリング
男子野球・女子ソフトボール
空手道
武術太極拳
スカッシュ
ローラースポーツ
スポーツクライミング
水上スキーのウエークボード
以上の8競技から候補を、レスリング、野球・ソフトボール・スカッシュとし、最終的に、 2013年9月にレスリングを追加することに決定した。
トーマス・バッハ氏がIOC新会長に
第9代IOC会長に選出された
1期目の任期は8年 2020年の東京オリンピックはバッハ会長となる予定
トーマス・バッハ氏は現在、59歳で弁護士でもある。
1976年 モントリオール五輪 フェンシング男子フルーレ団体金メダリスト
1991年 IOC委員会に参加
1996年 IOC委員会理事に就任
2000年 IOC委員会副会長を務める
2002年 法務委員長として薬物問題(ドーピング)に取り組む
有力とされていた理由として、IOCでの経験や、スポーツの実績、弁護士であるため法律の知識などが評価されていた
NHKニュースより
第9代IOC会長 トーマス・バッハ氏のことば
「多様性を大事にしながら、全体を1つにまとめることをモットーに、これからIOCを率いていきたい」
2020年 東京でオリンピックが開催されることについて、「私たちはすばらしい大会を開くことができるでしょう。それについては、確信を持って言うことができます」としている。
「選ばれた瞬間、感極まりました。こんな圧勝は予想すらしておらず、とても感動的で忘れられない思い出となりました」
ネットでこのようなことをいわれていた
トーマス・バッハ氏が、次期会長になることはほぼ決まっていたので、ヨーロッパで2020年にオリンピックを行うのは、よくない として、2020年の開催地が東京にきまったとも言われている。 イスタンブールも評価をあげてきたのと、日本の原発汚染問題で東京が落選するように見られていたが、2020年の開催地を東京にするように持っていった重要人物だったとも。
第7代IOC委員会会長 スペイン出身のフアン・アントニオ・サマランチ氏 ⇒
第8代IOC委員会会長 ベルギー出身のジャック・ロゲ氏 ⇒
第9代IOC委員会会長 ドイツ出身のトーマス・バッハ氏 ⇒
⇒ どのような考えでオリンピックを行っていくのでしょう・・・?
2020年東京オリンピックでは、野球やソフトボールが加わるのでしょか?
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