柄本明 強盗に襲われ被害 NHKは放送を中止と発表
柄本明さん(1948年11月3日生まれ)は、収録のため、8月にペルーを訪れていた
この収録は、2011年4月から放送されているBSプレミアムの旅番組「旅のチカラ」の最終回のものだった。
http://www4.nhk.or.jp/tabichikara/
日刊スポーツによれば
その中止する収録とは、9月18日にNHKで放送を予定していたBSプレミアム「旅のチカラ 究極の学芸会を求めて~柄本明・ペルー」だった。
どのようにして襲撃されたのか?
俳優の柄本明さんとスタッフは、ペルーの首都リマで、武装した強盗に襲われ、機材を奪われた。
柄本さんとマネージャーとスタッフで、ある子供の劇団を訪れ、取材をしている最中に発砲音が聞こえ、武装した4人の強盗が押し入り、カメラやレンズマイクを奪って逃走した。抵抗した劇団関係者を殴ったようだ。
柄本さんは、同じ建物にはいたが、現地ガードマンと安全な場所に移動したため強盗には遭遇せずに無事だった。
現地の日本人コーディネーター6人とガードマンを雇っていたが、一瞬の隙をつかれたといわれている。
柄本明の精神状態は
所属事務所は「けがはないが精神的ショックは大きく、コメントできる状況にはありません」
としながらも、座長を務める「劇団東京乾電池」で、ベテラン俳優は堂々と舞台に立って いた。
最近のニュースなのでは、何かあればすぐ降板という俳優とはちがいプロである。
事前に仕組まれていた襲撃??
日刊ゲンダイは、
「事前に情報が漏れて狙われた感じですね。偶然とは思えません」としている。 通常は、現地のコーディネーターと打ち合わせをし、トラブルに巻き込まれないようにボディーガードをつけるそうで、 そのため、事件に巻き込まれることはほとんどない。
今回の柄本明さんらが襲撃されたのが、運が悪かったのか、それともだれかに仕組まれていたのか分からないが、海外で収録する番組は少なくないし、ノウハウも蓄積されている。安全対策がおろそかにされることはないという。
「治安が悪い中東やアフリカの国々では、ゲリラや武装集団が歴史的な建造物があるエリアを支配していたりする。もちろん、交渉の余地がなければ近づきませんが、カネで何とかなる場合もあるし、終わった後に機材を譲り渡す約束をして撮影したこともあった。バブルの頃は、制作費もたんまりあってイケイケドンドン。今から思えば、危ない橋も渡っていましたね」
劇団のあった場所は、リマ郊外の貧困地区だった。安全管理に問題はなかったかを問われるであろう・・・。
命があったのだから十分である
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