イソ弁やノキ弁はアルバイトのほうが給料が高い 借金抱えている弁護士もいる
この不景気でどの職業も、給料があがっていない
「士業」といわれる職を持っている先生たちは、難関試験を突破するために、おおきなお金と時間を費やしてきた。
しかし、最近では、全く稼げない ときく
2007年より、法が改正され昔の 2倍もの司法試験合格者が増え、弁護士がいたるところにいると、需要と供給のバランスが崩れ、弁護士が余ってくる。
もちろん、人気の稼いでいる弁護士は、年収数千万円~数億円といわれている。
弁護士は、新人の時は、イソ弁(居候弁護士)として、先輩の弁護士事務所で有給で勤務して、勉強するのだ。
しかし、今は、ノキ弁(電話や机を借りるだけ)で、無給というのも多くなってきている。
あと、タク弁(軒先も借りれないので、自宅開業をする)や、ケータイ弁護士(携帯電話で開業する)などもいる。
SPAの記事によると、
ある弁護士は、昔は、年収1000万円はあり、30代半ばで独立をしたという。人づきあいが苦手だったため、営業をせずにお客が来るのを待っていた。すると、知り合いなどから仕事の依頼があったが、だんだんと継続しての仕事がなくなった。
それは、知人の話によると、この弁護士の行ないもよくないようだ。
「気が利かない」「話が続かない」
やはり、人対人であるから、サービス業のように、いろいろ面倒みをよくしておかないといけない。
自分の知識も増やしておかないと、弁護士の頼ってきているのに、なにも、有益なことがなければ、
それは、お客は去っていっても仕方ないだろう。
つぎにこの弁護士は、過疎地域に移り住んだ。そこは、弁護士がいないので、重宝されると思ったからだ。
しかし、その考えも数年で仕事依頼が来なくなり、また、別の地域へ移動する・・・。それを繰り返している。
いまや、年収200万円という。
親の遺産と息子からの仕送りに頼っており、どこかの弁護士事務所で勤務したいというが就職活動などしていない。
年齢とプライドもあるだろうから、妥協はできそうにないだろう。
司法試験に合格して弁護士になったら肩書きができて、
あとは、勝手に仕事が舞い降りてくるという時代は終わっている。もっと、努力するべきであったと思う。
就職難といわれていても、いまだに、弁護士は人気の職業のようです。
弁護士が2倍に増えても訴訟件数は減ってきています。 それは、もちろん不景気が絡んでいるからだ。
法律事務所の1人の募集に300人以上の応募があることも
海外では、企業が弁護士を社員として雇うこともあるようだが、日本はそういうことはない。
弁護士会というものに登録をしないといけないが、年間60万円かかるといわれている。
まだまだ、新人弁護士にはとても痛い額である。
そのため、登録していない人も多いというが、登録しなければ仕事はできない。
学費を奨学金で払っている人も多いようで、いざ司法試験に合格したから、仕事ができる!いう現状ではない。
そして、弁護士の卵は、司法修習生といい1年間 アルバイトなど兼業をせずに現場の実習をこなさなければならない。
今までは、国から毎月20万円ほど支払われる制度があったが2011年からは「貸与」という形式になったため、奨学金も合わせると多くの借金を背負うことになる
ここまでしてなりたい職業なのだろうか?
司法試験に合格するくらいの頭の良さがあれば他に使ってもいいのではないだろうか。
もちろん、弁護士になりたい夢は実現してほしいが。
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