スロプロを見抜
慣れてくると、一目で「プロかどうか」を判断することが出来るようになります。
しかし、慣れるまでは「見つけようとして」何とか判断できるか
何度もホールに通ってプロか、もしくはそれに近い存在かを判断していくことになります。
一般的に言われるプロを見抜くポイントは以下の通りです。
『カチカチ君』(小役カウンター)を使っている
5号機において、ほとんどの機種が「小役確率」に設定差があります。
通常時、ボーナス中、AT(ART)中など、様々な場面において成立確率に設定差が設けられている為
それをカウントすることが非常に重要となっています。
その為、プロは「カチカチ君」と呼ばれる小役カウンター(小役をカウントする為のツール)を使用していることが多くなります。
いち早く設定判別をすることは、勝利への必須作業であるためです。
しかし、地域やホールによってはカチカチ君の仕様が制限されている場合もあるため
必ずそうだという訳ではありません。
カチカチ君を使用していなくても、コインやケータイ(スマホ)を利用して小役カウントを行っている場合もあります。
『少しの枚数』でもきっちり流す
ほとんどの人は、少ない枚数しか残らなかった場合
当たる可能性が極めて低い場合でも使ってしまうことが多くなります。
しかし、プロもしくはそれに類する人たちは
例え1,000円未満(50枚未満)であってもレシートに変えます。
1枚のレシートでは1,000円に満たない場合でも
2台・3台と打つ場合には意外と大きな額になってきます。
1か月・1年と期間が長くなればなるほどその差は歴然となります。
『下見』をしている
少しでも勝率の高い台(高設定)を打つためには、ホールの癖を把握することが必要不可欠です。
その為には「データ取り」が非常に重要となります。
前日までのデータから当日の設定を予想し、当日の閉店前にその予想の答え合わせをする。
さらに、そこまでのデータから翌日の設定を予想することが勝利には欠かせない要素となります。
『ほぼ毎日』ホールに顔を出す
実際に打つ・打たないに関わらず
データを取るためなどの理由でほぼ毎日同じホールに顔を出します。
さらに、打たずに帰ることが出来る「無駄打ち」が無いこともポイントとなります。
一般のスロッターとは、ここが大きな違いとなります。
仮に毎日1,000円ずつ試し打ちをしたとして
1か月で30,000円もの出費となってしまいます。無駄打ちをなくすことは勝つために必須です。
『立ち回り』がブレない
プロもしくはそれに類する人たちは、単日の収支で一喜一憂することはほとんどありません。
その為、①狙い台を打つ、②設定判別をする、③続行orヤメの流れを必要以上にしっかりと行います。
(設定が)無いと判断したら、1枚も無駄なコインを使わずにヤメます。(少量でも流す)
狙い台がなくなったら、下手に打ち散らかすことなくその日の稼働を切り上げ、また閉店前にデータを取りに来店し、翌日に備えます。
プロにとって大切なことは、その日勝ったか負けたかよりも、予想が合っていたかどうかの方が重要です。
収支や勝敗を『長期的に』考えている
単日や短いスパンでは収支は荒れるのが必定です。
その為、プロは「期待値を追う」ことを優先します。
低設定を打って負けた場合であっても
その台が「適当に座った台」なのか「高設定と予想して座った台」なのかでは
結果から得られる情報は大きく変わってきます。
単純に『勝っている』
負けていてはプロ家業を続けていくことは物理的に不可能です。
常にではなくとも、トータルでは勝っているからこそプロとして食っていくことが出来るわけです。