■『勝ち組の思考』とは
すでにいくつか「立ち回り」に関する記事は書いていますが、今回も勝ち組になるためのポイントを紹介します。
今回紹介するポイントは【思考】です。
◆『負けが続いたとき』にどうするかで決まる。
「勝つ為には高設定奪取やホール選びが大切だ」ということはすでに書いたかと思いますが、
仮に毎日高設定を打ち続けたとしても勝敗はもちろん、
収支にもバラつきが生まれます。そこでの対応によっても大きな違いがあります。
多少負けが込んだからと言って、
『立ち回りを変える人』は残念ながら勝ち組とは言えません。
そもそも【勝敗】に焦点が合っているうちはまだまだ『負けの思考』を捨てきれていないと言えます。
「勝った」「負けた」は【結果】でしかなく、
『どのプロセスを経てその結果に至ったのか』に焦点を持ってくるようにしてください。
◆勝敗の『理由』を分析し、把握する。
勝った場合はもちろんですが、負けた場合にもそれ相応の理由が存在します。
例え10万円勝った日と1万円負けた日を比べた場合でも必ずしも前者が勝るとは限りません。
単にふらっと訪れたホールで適当な台に座って適当に打ったら大勝ちした
という経験を自慢とまではいかなくとも執着しているようではいけません。
そもそも、そのパターンで得られるものは「10万円」という一時的なお金だけです。
『その後に繋がるもの』は何もありません。
勝ち組になる人は、『負けた理由』にこそ価値を見出します。
どうして負けたのか、何がいけなかったのかを徹底的に分析します。
しかし、あそこでこうしていれば、仮にこうだったらという「たられば」は言いません。
不毛だということを理解しているからです。
負けた理由を分析する意味は『次はどうするか』を決める為です。
自分の経験や周りの状況を正確に把握したうえで、負けた理由を極力論理的に認識します。
◆『ブレるかブレないか』
勝ち組になる人は『自分の立ち回り』というものを確立しています。
今までの経験などから、勝つ為に必要な判断を行う基礎が出来ているので
負けが込んだという理由で立ち回りを変える事はありません。
正確には立ち回り自体は変えていく必要があるのですが、
根本になる判断やポリシーなどは変えないという意味です。
その場に合わせて再構築した立ち回りを見出し、実践するのが勝ち組になる人です。