それぞれのホールにおける『特徴』とは
◆等価店
【換金ギャップが無い】為、ホールが利益として得る為には【客に負けてもらう】必要があります。
つまり、【勝った客の差玉】-【負けた客の差玉】が【ホールの利益】となるわけです。
その為、基本的には客が負けやすい台が多くなります。
◆換金ギャップあり店
【換金ギャップがある】為、等価店と同じ部分に加えて利益を生むことが出来ます。
つまり、【等価店同様の利益】+【換金ギャップ分】となり、相対的にお店が儲かりやすくなります。
その為、等価店に比べると客が勝ちやすい台を多く使用することが可能となり、還元率が高くなります。
とはいえ、単純に【等価店=勝ちづらい】、【低換金率店=勝ちやすい】と言う図式が成り立つわけではありません。
ホールによっては等価交換店であっても勝ちやすいホールもありますし、
その逆に低換金率店でも勝ちづらいホールと言うのは往々にして存在しています。
■『勝ちやすさ』の違いの理由とは
前項で説明したように、換金率による勝ちやすさの違いというものは確実に存在しています。
しかし、それが全てにおいて当てはまるわけではないということは説明しました。
では、なぜこのような現象が起こるのかと言うと、
それはただ単に【ホールの営業方針】や【経営余力】による影響です。
「どうしたって客が来るのだから、還元なんかしなくていい」と考えているホールであれば、
低換金ホールであっても還元される可能性が低くなるため、非常に勝ちづらい状況になります。
逆に、「しっかり営業努力を行って、確実な常連を作りたい」と考えるホールであれば、
等価交換ホールであってもしっかりと客に還元されるため、勝ちやすい状況になります。
内部の経営状態は一般ユーザーには計り知れない部分ではあるのですが、
大きな影響を受ける部分でもあるため意識しておくことが大切です。
例えば、【活気のないホールは敬遠する】であるとか、
逆に【活気のあるホール】を優先的に選ぶということも、
ある意味では経営方針や経営余力の末端が現れる部分であるため、十分に判断のポイントとなります。
次回はこれまでの内容を基に『勝つ為に見るポイント』について記事