●ボーナス
・固定ボーナス
通常時とは小役成立確率や成立役などが異なる状態になったり、BET枚数が変わったりする。
(例)通常時、3枚掛け遊戯で1/7.0で成立するベル(8枚)が、ボーナス中は1/1.5で成立するようになる。その為、ほぼ毎ゲームベルが成立することで、3枚使用で8枚払い出しとメダルを増やすことが可能となる。また、ボーナス中は3→1枚掛け遊戯、ベルの払い出し8→15枚のように変化する場合もある。
・疑似ボーナス
ATやART機種に採用される場合がある。実際にはATorART状態であるが、それぞれを区別する為や、特別な目的(上乗せ特化ゾーンなど)を持たせるために用いられる事が多い。
・RT、AT、ART
・RT
「リプレイタイム」の略。高確率でリプレイが成立することにより、コインの消費を抑えるorコインを増やしながら遊戯することが可能。通常時の成立小役確率のうち、ハズレの部分がリプレイ成立に変わるイメージ。その他、ほぼ毎ゲーム何かしらの小役が成立することになる。(ほとんどがリプレイ)
・AT
「アシストタイム」の略。4号機時代に採用されていたものとは根本的には異なる。
通常時から高確率で成立している小役(押し順のあるベルやリプレイなど)の押し順をナビすることで、完全奪取が可能となる。
・ART
「アシストリプレイタイム」の略。RT+ATを複合させたもの。
・純増
「純粋増加枚数」の略。1G当たりのコインの増える枚数を表しており、例えば3枚BETして10枚の払い出しがあれば、そのゲームでの純増は払い出し10枚-BET3枚=純増7枚/Gとなる。これが2G間での出来事であれば払い出し10枚-BET3×2G÷消化G数2G=純増は2枚/Gとなる。
●機械割
機種や設定ごとに決められた払い出し率。5号機の規定では以下のような規制がある。
- 17,500Gで55~120%未満
- 400Gで300%未満
- 6,000Gで150%未満
機械割の収束には数万~数十万ゲームの試行が必要で、決して1日単位で収束するものではない。
また、勘違いしやすいのが機械割110%の台で1000G回して1万円使ったから1.1万円返ってくるというものではなく、使用したコイン枚数によって計算する。1000G×3枚=3000枚、3000枚×110%=3300枚、3000-3300枚=300枚、300枚×20円=6000円、結果として機械割110%の台を1000G回した場合の期待収支は+6000円となる。
●コイン単価
台の荒さの指標として使用される。ホール側がメダル1枚当たりいくらの売り上げがあったかの数値。
例えば、ある台が1日5000G稼働したとして、5万円の売り上げがあった場合、5000G回すのに使ったコインの枚数(5000G×3枚)=15000枚で売り上げを割ることで求められる。50000円÷15000枚=3.33…。コイン単価が高くなるほど荒い台と言える。ちなみにジャグラーは2.3円程度。
●小役狙い
通常時に成立し、取りこぼす可能性のある小役を獲得する為や、いち早くボーナス当選を察知するためなどの目的で用いられる打ち方。5号機の規定では、成立した小役は全て獲得する方法で機械割が計算されているため、取りこぼし(=獲得できるはずの払い出しを受けられない)があると、その分機械割が下がり、収支が低くなってしまう。
「小役狙い」、「DDT打法」、「KKK打法」など様々な呼び方が存在するが、意図しているものは全て同じ。