◆止め打ちの効果とは
実際に止め打ちを行った際の効果について、分かりやすいように大当たり中を例に説明します。
例)15ラウンド10カウント、賞球15個の台
入賞率100% 入賞率50%
1R消化に必要な個数:10個 :20個
1R当たりの純増個数:150個-10個=140個 :150個-20個=130個
15R消化時純増個数:140個×15R=2,100個 :130個×15R=1,950個
この例においての差は150個/回となります。当然、入賞率が悪くなればその分出玉が少なくなります。
1回のみの大当たりにおいてこれだけの差が生まれますから、長時間遊戯する場合や連チャンした場合などで大当たりの回数が多くなればその分無駄になる個数が多くなっていきます。
実際に、大当たり中を①止め打ち実施、②打ちっぱなしで比較した場合、純粋に釘の影響を受ける部分は仕方ありませんが、アタッカーが閉じている間に通過する玉は約2~5個程度と考えられます。
少し極端な比較にはなりますが、仮に毎回5個を無駄にしているとすると、
大当たり1回あたりで約450発(大当たり1回当たりのアタッカー閉鎖回数9回×ロス玉数5発)もの出玉を無駄にしていることになります。
その為、如何に無駄玉を減らすことが出来るのかが非常に大切で
その為に止め打ちは高い効果を発揮します。
◆時短中のテクニック
時短中は賞球が2個以上ある台であれば
止め打ちを駆使することで出玉を維持~増加させることが可能です。
時短中は電チュー開放により、持ち球を減らすことなく遊戯することが可能となっていますが、釘の状態によっては持ち球が減ってしまうこともあります。
そんな時にも、止め打ちを駆使し『電チュー開放のタイミングを合わせる』打ち方をすることで、極力無駄玉をなくし持ち球を維持したり、増やしたりすることが可能です。
◆時間効率は大切
多くの台において「保留が3個以上ある状態」では図柄の変動時間が短縮されます。
単純に1回転当たりの時間が短くなれば同じ時間内に回せる回転数は多くなります。
パチンコにおいて勝つ為に大切なことは『期待値の高い台(ボーダー超え)を1回転でも長く打つこと』です。
期待値がマイナスの台では逆効果になってしまいますが、
プラスが見込める台であれば変動回数を稼ぐために極力『保4状態を保つ』打ち方をすることも有効です。
タイミングが非常に難しいのですが
条件さえ揃っていれば『常に時短並みのスピード』で遊戯することも不可能ではありません。