■『遊戯レベル』でみるホール選びのポイント
ここまでの【換金率による違い】の記事で書いてきたように
仮に同じ機種であっても全く同じ台と言うのはほとんどありえないと言えます。
そのような微妙な違いを上手く組み合わせてくるのがホールです。
すでに理解している方も多いと思いますが
【等価交換】【低換金率】のホールはそのあたりに大きな差が出てきます。
簡単に言ってしまえば、それこそが【勝ちやすさ】ともいえるわけです。
等価店であればわかりづらく、低換金率店では比較的分かりやすくその差を出してきます。
そう考えていくと
【等価店=上級者向け】【低換金率店=初心者向け】と言った印象を受けますが
わかりやすく例えるならばそれでいいと思います。
以下に、それぞれのホールにおいて【初心者・上級者向けたる所以】について紹介します。
◆等価店(上級者向け)
▼総合的な釘調整を見る必要がある
盤面左側の釘(主に通常時に影響)が良かった場合でも
盤面右側(主に大当たり中や電サポ中に影響)やアタッカー周辺、スルー周辺の調整が悪い場合がある。
この理由は、【出玉を削る事】によって勝率を下げる(獲得出玉を減らす)ことにあります。
通常時の回りで客を釣っておいて
実際には出玉を削っているのでボーダー以下の台を打たせるためなどに用いられるため
総合的に釘の状況を判断する必要があり、知識や釘見の技術が必要となる。
▼根本的にボーダー越えの台が少ない
メリハリのある調整をする優良店であっても
実際に調整の良い台と言うのは多くありません。
その為、確実にその台を見抜くための技術はもちろん
投入傾向などを把握する知識が必要となります。
また、少ないながらも確実に良い台があるということは、その分ライバルも多くなります。
この競争に勝つことも必要となってくるため初心者では出遅れてしまう可能性が高くなります。
◆低換金率店(初心者向け)
▼無難な調整が期待できる
特に目立って良い・悪いという調整ではなく、±ゼロ付近にしているホールが比較的多くなります。
その為、球削りなどが少ないために特別な技術がなくとも出玉への影響が少なくなります。
▼優良台が比較的多くある
基本的な調整を甘目(等価店などに比べて)にしている場合が多く
その分【打てる台】が多くある可能性が高くなります。
仮にライバルが多かったとしても、絶対数が多くなれば自分が座れる可能性も高くなります
たまたま座った台が優良台だったという可能性も上がるため、技術がなくとも勝つ可能性が上がります。