ネットやメディアで話題となっているビー玉転がし「キュボロ」は、集中力が養われて頭も賢くなるらしいと人気急上昇です。キュボロは価格も高いし、買っても本当に遊んでくれるかも心配だと思います。
我が家は、実際に、キュボロスタンダードを購入しました。キュボロはどんな商品なのか体験レビューしていきたいと思います。また、キュボロスタンダードよりちょっと価格の安いクゴリーノやほかのメーカーの類似品もご紹介します。
目次
キュボロを購入することに決めたワケ
あるとき、違うことでネット検索をしていると、「キュボロ」という玉の道が在庫がなく品切れ続出で入荷待ち・予約ばかりというのをしり、キュボロってどんなものなのか調べてみました。
すると、史上最年少のプロ棋士 藤井聡太さん(四段)が三歳から遊んでいたというのがキュボロでした。
ちょうど、わが子もそろそろ3歳になるころだし、時期的にピッタリかもしれないなと思いました。
キュボロが売っている通販サイトを調べていると、いろんな積み木・ビー玉転がし(玉の道)のおもちゃを見つけました。
キュボロやクゴリーノ、スカリーノ、クーゲルバーンなど海外製のものや、日本のメーカーが作っているものなどもありました。
キュボロもいいけど、クゴリーノやスカリーノもいいな~と、迷った挙句、私は決断力がないので、主人に決めてもらいました。
やはり、決め手となったのは、プロ棋士 藤井四段が三歳から遊んでいたというところでした。
2017年のNHKの特集番組で藤井聡太さんが三歳で作ったキュボロは、「大人でもこんな大きなタワーを作るのはムリなのでは?」というくらいのスゴさでした。(動画を見てくださいね)
生まれ持っての素質というのもあるのだと思うのですが、やはり、キュボロにひかれてしまいました。
クゴリーノもキュボロ社(CUBORO)のものなのでどちらにするか迷ったのですが、クゴリーノは「初めての積み木」という感じがしました。そのため、成長しても長く使うことができるのは、キュボロかなと思いました。
今から思うと、最初にクゴリーノを買って、数年たった後、キュボロでもよかったかなとも思います。
これから、クゴリーノを買い足して、キュボロと一緒に合わせて遊びたいなとも考えているところです。
クゴリーノは、デザインがとてもかわいく色もいくつかあるので幼児向けが対象です。それに対して、キュボロは木でできているというだけで色は一切ありませんし、外から見えないトンネルをつくる難しさがあるため5歳以上が対象とされています。
キュボロを購入した当初は、父親に作ってもらって子供がビー玉を転がすだけでした。
慣れてくると三歳でも小さい組み立てはできるので、対象年齢ではないですが、3歳から購入して良かったと思っています。
(ちなみに、私は苦手分野なので、まったく作ることができません・・・。私には頼まず、子供は「大きいのを作って」と主人に頼んでいます!)
キュボロってなに?
キュボロって名前だけ先走っていて、どんな特徴があるか知らない人もいると思います。
ただの「積み木とビー玉転がし」だろうと思っている人は間違っていますよ!
スイスのキュボロ社(CUBORO)によって作られているおもちゃです。
2004年ごろから日本に輸入されるようになり、2005年の愛知万博では、スイス館にも展示されていたそうです。(私は、愛知万博に行きましたけど、まったく覚えてません・・・。)
愛知万博のころから日本で広がりつつ、2017年の藤井聡太棋士の影響で、爆発的に注目されています。
店舗や通販には在庫がなく、入荷は1年以上待ちといった状況に陥っています・・・。予約してもいつ入荷するかわからない店舗もあるようです。
在庫があっても定価の倍以上の価格だったり、中古のメルカリ、ヤフオクでも相当高い価格で販売されています
積み木は積み木なんですが、キュボロは外から見えない通り道(トンネル)を作ることができます。中を通ったり外を通ったりするようにビー玉が転がる道を作ります。
道(溝)のパーツをつなげるだけなので、外から見える道は、子供や私でも作ることができます。
でも、外から見えない三次元の道を作るには難しいです。(私は、完全にノータッチです)
三次元の外から見えない道を作ってから、ビー玉を転がすと、「え??そこからビー玉でてくるの?」と驚きます。主人がキュボロの塔を作ったのを見て、毎回、私は「え?なんで?どうやって作ったん?」と聞いています。聞いても、作れませんけど・・・。
キュボロの立方体のパーツには、勾配がかかっていません。パーツをつなげるだけでは、ビー玉は勝手には転がっていきません。手で転がすことになります。
しかし、キュボロを塔のように高く作って、ビー玉を転がすと、ビー玉が落ちることで加速するため、高低差がなくても、ビー玉はどんどん転がっていきます。
穴があるパーツを並べることでトンネルができるため、外からと内側からとの両方を考えながら作っていきます。どれだけ長くトンネルにビー玉が転がっていられるか、構造を把握しながら取り組むのも面白いです。
たくさんパーツを使うことで、かなり複雑にビー玉転がしをつくることができるため、大人でも夢中になってしまいます。
キュボロのいろんなセットを購入することで、パーツをたくさん増やし、大きなキュボロ城作っている人もいます。
キュボロ塔の完成を、YouTubeに動画をアップしている家庭もあります。
この動画は、キュボロと、クゴリーノを合わせているようです。
キュボロでこんなことが期待できる!?
クボロ(CUBORO)スタンダードの体験レビュー
キュボロスタンダードを購入したので商品レビューをしていきたいと思います。
そして、3歳の子供と主人が遊んでいる画像もご紹介します
キュボロスタンダードは箱に入っています。結構しっかりとした箱なのでここに収納して保管しています
初めて箱を開けたときはこのようにキレイにレイアウトして梱包されていました。
穴や道(溝)のあるパーツ、何もない土台用のパーツなどがあります。
最後のゴールに使う用のパーツもあります。(画像の右下のものです)
キュボロのパーツと一緒に作り方などが載っている取扱説明書が入っていました。
日本語以外にもいろんな言語で書かれています。
ぐちゃぐちゃになってきていますが、この紙もキュボロを制作するために作り方を書いてくれています。
これを見ながら作ってみたのですが、私は完成させることができませんでした。
取扱説明書の中にも、画像のようにキュボロタワーの作り方が書かれています。
私には異次元の世界です・・・。
3歳の子供とパパで遊ぶ
画像のようなクボロタワーをお父さんが簡単に作ってくれます。
画像にあるオレンジの矢印の段のところがトンネルになっていて、緑の丸のところからビー玉が出てくるという仕組みです。
3歳の子はもちろんタワーは作れないのですが、「ここに道作って~」とパパが言うと、子供がパーツを持ってきてのせていきます。
画像くらいのキュボロタワーを作ると、スタンダードの1/2~2/3くらい使う感じです。
ビー玉を一番高いところから落とすことで加速がついてどんどん転がっていき、だんだんと下に降りてゴールとなります
子供は、まとめてビー玉を転がして楽しんでいます。
私に「見てて~、行くよ~」と、完成したキュボロタワーにビー玉を入れて転がるのを見せてくれます
ビー玉を100円均一で補充
ビー玉で遊んでくれるのは良いのですが、ビー玉があちこち散乱していきます。
もともと5個(白・緑・赤・黄・青)あったのに、数日後には3個になっていました・・・。
キュボロに付属しているビー玉は17mm大もあって大きさと重さがちょうどいいので、コロコロと転がってくれるんです。
キュボロタワーには、ビー玉がたくさんあったほうが楽しいので、100円均一(ダイソー)のビー玉を追加しました。
たくさん入っている100円均一のビー玉は、「玉の道」で遊ぶにはもってこいです。
でも、キュボロのビー玉とは画像のように違っていて、見ためにも安い感じです・・・。
100円均一のものは、サイズも少し小さくて軽いので、キュボロのビー玉ほどはコロコロと進みません。
それでも、たくさんのビー玉をキュボロタワーに入れるとかなり楽しいですし、トンネルからビー玉がコロコロ出てくるのはおもしろいですよ
キュボロの対象年齢は?何歳から何歳まで?
キュボロの取扱説明書を読むと、対象年齢は5歳からと書かれています。
ただ、特別、何歳からと決めなくても私はいいと思います。
キュボロ社の人は、3歳から使っていいと言っているそうですよ
うまくビー玉を転がすことができなくても、最初は積み木として遊ぶことができますし、だんだんと大人が作っているのをマネして小さい「玉の道」を作ることができます。
両親と一緒に遊ぶことができるので、何歳から何歳までというよりは、ずっと使えるおもちゃだと思います。
小学生でも中学生でも、高く積み上げたり横に広くしたり、トンネルを長く作ったりと、パーツを増やすことでどんどん想像力が広がると思います。集中していると1~2時間はすぐ過ぎてしまうのではないでしょうか?
大人が夢中になるくらいですから、何歳の子供でも楽しめると思います。
家族のコミュニケーションのツールとしても使うことができます。
思っていたところと違うところからビー玉が出てくるので、「おもしろいね~」「私も作ってみたい!」という会話がでて、みんなで楽しむことができます
キュボロスタンダードとベーシスの価格
我が家が購入した、キュボロスタンダードの価格は32000円です
素材は、ビーチ材(ブナ)でできています
5cm四方の立方体で、穴や溝のない土台にするためのパーツや、穴や道(溝)のあるパーツなどがあります。
パーツ数は13種類54個です。
ビー玉(17mm)が5個ついています。
キュボロでどれを買えばいいのか悩むのであれば、スタンダードをおすすめします。
パーツの数もたくさんあり、ある程度の大きさのキュボロ城を作ることができます
キュボロベーシスの価格は、24000円
パーツ数は13種類30個です。
ビー玉(17mm)が5個
スタンダードよりパーツが少ないため、穴が開いているパーツを土台に使うことになってしまいます。自宅にある積み木や土台にできるようなものがあれば、ベーシスでも十分楽しめると思います。
類似品
キュボロの価格が高かったり、キュボロが在庫切れで入荷待ちのため、今すぐ似たような「玉の道」がほしいときは、類似品を利用するのもおすすめです。
クゴリーノ(キュボロ社): キュボロよりも簡単です。見えない道を作る必要はなく、ビー玉は見えるところを通るので、小さい子には遊びやすいです。 |
スカリーノ(スカリーノ社): 4cmほどのパーツで構成されています。ビー玉が通る溝には、高低差があるので、見た目はわかりにくいですが、何もしなくてもゆっくりところころビー玉は転がっていきます。タワーのように高くパーツを積み上げるのに向いています。 |
組立クーゲルバーン(ハバ社): 4cmほどの長さのパーツを組み合わせます。加速がつきやすくビー玉の動きが変化していくスロープなどのパーツもあります。長い道を作るのに適しています。 |
クアドリラ(ボーネルンド): ビー玉がくるくると渦巻のように回るスパイラルレーンがあります。レールとブロックがはまるようになっているので、崩れにくいです |
イマジナリウム(トイザらス): 木製の積み木を積んでビー玉を転がすことができます。4000円台で購入できるので木製パーツにしてはコスパがいいです |
くみくみスロープ(くもん出版): プラスティック製でパーツの種類が多く、羽根車や切り替えポイントのパーツもある。成長に合わせて簡単なものから複雑なものまで作ることができる。3000円台で購入できるのでお手頃価格 |
類似品をいくつか紹介しましたが、そのほかにもたくさんのビー玉転がしがあります。
玉の道で子供の想像力や直観力をアップ
我が家は、積み木・玉の道デビューとしてキュボロを購入しました。3歳でも簡単なビー玉の道を作ることができます。
父親に大きなキュボロタワーを作ってもらい、どこからビー玉が出てくるかを楽しんでいます。
少しずつ、パーツを長くつなげて道を大きくしていくことができているので、子供の想像力はどんどん増していくのではないかと思っています。
藤井四段のように、3歳でキュボロタワーを作ることはわが子には難しそうですが、成長とともに外から見えないトンネルも作ることができるといいなと考えています
集中力や直観力が養える1つの手段としてキュボロを愛用するのもおすすめです。