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公開日:2014/09/05
更新日:

新生児の胎便の色は緑っぽい黒色!?胎便吸引症候群は羊水の中で排泄するために起こる

胎便 赤ちゃんが生まれて、まもなく、胎便がでます

胎便って?? 思う人もいると思いますが、

通常、胎児はママのお腹のなか(羊水)では、便の排泄はありません

羊水は飲みますが、尿として排泄するだけだそうです

 

10ヶ月間で、羊水や腸液などが、産まれてきてから、胎便として外にでるのです

この色がビックリなのです。 緑がかった黒色です。  ノリのつくだ煮のような感じと表現している人もいます

ネバネバしているそうです

 

この胎便が、産まれてから1週間前後続くようです。 なので、入院中は胎便といった感じでしょうか。

胎便が終わると、黄色い便に変わっていきます

 

 

 

胎便が出ないと大変

赤ちゃんが外にでてきて、はじめてすることというくらい、大事な胎便の排泄です。

 

しかし、まれに、胎便を排泄できない赤ちゃんがいます。

新生児黄疸になりやすくなるそうです

これは、胎便にはビリルビンが多く含まれているそうです

このビリルビンは、黄色をしており、そのため、黄疸になるのです

 

胎児は、胎盤から酸素や栄養をもらっていますが、少しの酸素で生きていけるようになっているそうです。赤血球に酸素を乗せて全身に運んでいますが、その赤血球には、ビリルビンが含まれています。これが、自分で呼吸するようになると必要なくなるのです。

 

新生児の通常の1日のビリルビンの量は、20mg前後といわれていますが、胎便に含まれるビリルビンは100mg~200mgといわれています

 

胎便が出れば、黄疸も自然と消えていくといわれています

 

 

胎便はどのくらいの量でるの?

産まれたての赤ちゃんは、まだ、腸が発達しきれていませんし、便の排泄もうまくいきませんから、少量を数回に分けて出すようです

 

母乳を飲ませることで、胎便を早く排泄することができます

母乳には、塩分が含まれているので、出やすくなるのです

 

そして、授乳をすることでママの子宮の回復もしてくれます

 

 

胎便吸引症候群

黄疸は、産まれてからですが、胎便吸引症候群は、まだ、ママのお腹の羊水にいるときに起こります

 

通常は、羊水の中では排便をしませんが、

低酸素状態など、何かの異常で、羊水の中に胎便を排泄することがあります (破水すると起こる場合もある)

その胎便が口に残り、うまれて肺呼吸になるときに、気管に胎便が詰まることがあります

これにより、呼吸困難、肺炎などになります。

今まで肺呼吸をしておらず、産まれてすぐにはじめての肺呼吸をするため、まだ、未発達の肺では対応しきれないのです

 

妊娠32週目以降に羊水に胎児が胎便を排泄してしまっていたら、帝王切開になる場合もあるようです

 

産まれて間もない便の排泄がうまくできるといいですよね

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