「愛着障害」という言葉があるのをご存知ですか
私は、まったく考えたことのない言葉でした。
妊娠してからはじめて知りました。
母親からの愛情が必要とはわかっていましたが、言葉を知らなかったです・・・(-_-;)
「愛着」とは、自分が要求したことに応えてくれ、助けてくれることをいいます
お腹が減ったら、母乳をあげて、泣いたら抱っこするなどをしてくれると、幼児は安心するのです。
そこから「信頼できる」と思うようになり、不安なときもママがまもってくれるから大丈夫と思うようになるのです。
愛着障害とはどいうことをいうのでしょうか?
不安な時に守ってくれるという信頼関係ができるのが、「愛着」ですが、
「愛着障害」となると、不安な時になにもしてくれなかった・・・・、助けてくれなかった・・・ということが溜まると、
この人に頼っても仕方がないと思い、泣かなくなったり、「手のかからない子」に育つと言われています。
「手のかからない子」に育つのはうれしいことですが、
本当に手がかからない子なのか、ママや周りの人が何もしてくれないから、「愛着障害」を起こしているかです。
また、逆に、かまってほしくて、泣き叫んだり、しがみついて離れないという行動が出てくる時もあります。
赤ちゃんが生きていくには、「誰かの助けが必要」ですから、ほっとかれると、命の危険にさらされると本能的に思うのでしょうね。
脳にストレスもかかるでしょうから、さらに、発育にも影響がでるかもしれません。
産まれてから3歳ごろまでは「愛着形成」するためには、なにがあっても、そばにいるようにするべきなのです。
とはいえ、このご時世、仕事をしないと生活できませんし、そのためには保育所に預けないといけないなど、どうしても一緒にいる時間は減りますよね。
愛着形成ができていると、ママだけしか、泣きやまなくなったりしますが、それによって、赤ちゃんは、「守られているから、冒険してみよう」と、いろんなことに手を出して挑戦してみます。
で、恐いな や、イヤだなと思えば、ママのところにいつでも戻ってこれるのです。
これによって対人関係を上手にこなしていくことができるのです。