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保育園でメガネをかけてる子供はいない!園児はどんな反応?

メガネっ子

わが子は、3歳児健診の視力検査でひっかかり、遠視性弱視の治療のためメガネをかけることになりました。

1歳児クラスから保育園(こども園)に通っているわが子は、なんとその園ではじめてのメガネっ子でした。

周りの園児たちも不思議そうに、「どうしてメガネかけてるの?」とわが子に聞いてくるようです。

ここでは、保育園や園児の対応についてご紹介したいと思います

 

わが子のメガネ使用を保育士と園長先生に伝える

保育士

我が家の地域の3歳児健診は、平日のお昼すぎからだったので、保育園(こども園)を1日お休みしました。

保育士さんには、「健診の結果をまた教えてください」と言われていました。

次の時に、担任の先生に「歯科健診と視力検査にひっかかった」ことを伝えました。

 

【実体験】3歳半健診の視力検査と歯科でひっかかる!行かないとわからなかった

 

歯科健診に関しては、保育園でも定期的に歯科医師がきて、チェックしてくれています。

その時に、歯が「反対咬合」というのも伝えているので、保育士さんはわかっていました。

 

ただ、「左目があまりみえていないみたい」と伝えると、とてもびっくりしていました

1年以上保育園に通っていて、まったく兆候もないですし、ほかの園児と同じように過ごしていました。

(不同視弱視で、右目は正常ですから、生活に支障はなく、発見できなくて当たり前です)

 

保健センターから眼科への紹介状が送られてきてから、眼科にいくことを伝えました。

 

眼科に行った翌日、担任の先生に、左目がみえていないということで、「メガネを作る」ことを伝えました。

その眼科では、メガネを作るための検査は、平日のお昼にしか行っていないため、別の日に園を休むことも伝えました。

 

ちょうど、メガネを作るための検査をする前に、園長先生に会う機会があったので、「園でメガネの子はいますか?」と聞いたところ、「いません」とのことでした。

わが子が、メガネをかけることになると伝えました。

園長先生もわが子のことをよく知ってくれているので、びっくりされていました。

 

わが子が通っているこども園は、5年くらいのとても新しい園で、しかも全園児が100人もいません。つまり、1クラスずつしかありません。

そのため、5年間で一人もメガネの子はいなかったとのことでした・・・。

 

なんと、わが子が「メガネっ子第1号」だったのです。

年長さんくらいだと過去に数名はいるかなと思ったのですが。

 

1歳児クラスのときの担任の先生にわが子のメガネの話をすると、「え~、まったく気づかなかったです!」といっていました。

そして、「すみません。早く気づけなくて!」とも言っていただきました。

私は、まったく誰の責任でもないと思っていますし、ましてや片目だけが見えにくいため、正常な目の方で生活できていたので、誰にも見つけられないのはわかっているので。

3歳児健診でもよくみつけることができたな!と、早くわかってよかったと思っています。

 

子供の遠視性弱視の眼科診断とメガネ処方箋でコーキフレームを購入

 

眼鏡で初登園・・・

メガネで保育園登園

眼鏡を作るための検査をして、すぐにメガネ屋さんで子供のメガネを注文しました。

 

家では、メガネをかけるのに抵抗があるようで、少しずつ促しながら、本を読むときにかけてみたり、ご飯を食べるときは外してみたりと、強制はしないながらも、できるだけ長い時間メガネをかけてくれるようにしていました。

 

やはり、母親がいると、甘えるようで、メガネを外そうとしたり、「目が痛い」や「耳が痛い」などといってきます。

痛いというのが本当かどうかもわかりませんし、慣れていないので痛くなるのかもしれません。

なので、痛いなら少し外して、また後でかけてみようと、促していました。

 

いざ、メガネではじめて保育園に登園です。

いつも、自分で歩いて保育園に通っているのですが、「メガネが恥ずかしい」ということで、抱っこで保育園に行きたいと言います。

これは、子供が慣れるまで、納得するまでは仕方ないと思い、抱っこでの登園をしています。

周りの子供の目もそうですが、大人の目もヒシヒシと伝わってきますからね。「メガネなんてかわいそう・・・」って目でみられてるのは私も毎日実感しています。

 

実際は、園が見えてくると、途中から降りるといって、降りて一人で歩いています。

眼鏡をかける前から、先生は、みんなに、「3歳なんだから、抱っこはしない」と、言っていたようです・・・。自分で歩く練習をするようにということなのでしょうね。

なので、園が近づくと抱っこをやめていました。

 

保育園につくと、ほかの園児のママさんには、チラチラと見られました。

でも、見て見ぬふりで誰もメガネのことは聞いてきませんでした。

 

たまたま、3歳児健診で同じ時間帯に一緒に受けたママさんとは、視力検査で引っかかったことを話していたので、メガネをかけることになった話はしました。

 

保育園の教室に入ると、先生が「メガネかわいい」といってくれたりしたので、す~っといつものように教室に入っていきました。

担任の先生には、連絡ノートに、メガネのことでいくつか伝えておきたいことを書いておきました。

 

「すぐにレンズが汚れる」「あちこちメガネを置くので、壊れないようにメガネケースに入れることを伝えている」「恥ずかしいと感じていること」などなど。

一番、精神面が気になってはいました。

眼鏡に慣れていないので、外したくなることもあるため、今は強制していないことも伝えました。

 

1日目が終わって、お迎えに行ったとき、担任の先生からは、「体操の時間とお昼寝以外は、メガネをかけていました」「お絵かきの時もメガネをかけていました」と、

以外にも、きちんとメガネを1日中かけてくれていました。

 

つまり、家では母親に甘えているということです。

でも、甘えたくなるのもわかるので、気分が乗るようにしながら、メガネをかけている時間を長くしていっていました。

 

恥ずかしい!行きたくない!

保育園での生活

数日間は、朝は抱っこで登園するも、特別、イヤという感じもなく、先生からもなにか言われることもなかったので、園でのメガネ生活は大丈夫かなと思っていました。

 

1年以上通っている園ですし、意外にまじめな性格のところもあるので、言われたことはそれなりにこなしてくれます。

園での生活や準備は一通り自分でできるため、メガネをかけているということで、保育士さんの手間はさほど増えていないようでした。

 

メガネもある程度は自分でかけることができるようになってきていたり、たまに耳のところがうまくかけられず、先生にかけてもらったりというくらいで、先生の負担にはなっていない感じです。

先生の仕事を増やしていたりすると、家でもメガネのことを教えないといけないなと思ったのですが、大丈夫のようでした。

 

1週間くらいすぎたあるとき、突然、「しんどいから行きたくない」と言い出しました。

熱もないし、しんどそうでもありませんから、無理にでも着替えさせようとしたのですが、断固として、着替えようとしません。

何度も「どうしていきたくないのか?」を聞くと、

「メガネが恥ずかしい!」「園のお友達からメガネのことを言われる」といいました。

 

そうか~~~・・・・・・(涙涙

そうだよね!子供だからってそんな簡単なことではないよな!って思いました。

とりあえず、その日は、電話で理由を説明して園を休みました。

 

周りのお友達が、メガネのことを聞くのは仕方ないと思っていました。

だって、今まで誰もメガネの子がいないんですもの。

でも、子供はすぐに慣れてくれると、私は思ってました・・・。

 

まだ、1週間ですから、そんなすぐには慣れませんよね。

特に上の子たちから「なんでメガネかけてるの?」と聞かれているようです。

聞かれすぎてイヤになったのでしょうか。

 

でも、1ヶ月もすれば、メガネのことなんて誰も気にせず、過ごしてくれました。

そして、朝起きてから、すぐにメガネをかけたり、かけ忘れているのを自分で気づいてメガネをかけたりと、普段の生活の一部となっています。

 

「恥ずかしいということと、お友達にメガネのことを聞かれるのがイヤ」と思っていることは、先生に伝えているので、

わが子がイヤだなと感じれば、「先生に伝えてね」と話しています。

 

生活面というよりはやっぱり周りの目や精神面が一番、慣れるのに時間がかかりますね。(私もですが)

 

「目悪いの?」って言葉に傷つく

傷つく

ある日の登園した時に、同じクラスのママに、「メガネしてる!目悪いの?」と、かなり目立つ声で、キツイ言い方をされました。

悪いことをしているような、なんでそんなことを言われないといけないの?って感じてしまい、

私は、「うん、そう」とだけ言って、その場を去りました。

 

周りの心無い言葉って・・・ 傷つきますね。

「親のせいでメガネをかけることになってしまったかわいそうな子」という感じですね

 

ほとんどの園児のママたちは、「どうして?病気?」という感じでは見てくるものの、見て見ぬふりで何も言ってきません。

 

他の日には、お迎えの時に別のクラスのママに、「メガネ、前からかけてました?」という感じで聞かれました。

このように聞かれると、「最近です」と普通に答えられるのですが。

で、そのママは、子供の弱視のことをしっているのか、「早く見つけることができてよかったね。3歳で見つけられないですよ」といっていました。

 

このように、人それぞれ、話し方・対応の仕方って本当に違います。

私がもっと強くなって、「心無い言葉」にも立ち向かえたらいいのですが、

人見知りとコミュニケーション能力に欠けているので、まだまだうまくいきません。

 

子どもの柔軟性にびっくり

眼鏡生活

初めてメガネをかけたときは、違和感があったのか、すぐにはずしたり、「どうしてメガネかけないといけないの?」といわれたりしてきました。

しかし、日に日に、メガネが当たり前になってきたようで、子供なりにもしっくりときているようです。

自宅でも、きちんとメガネはかけてくれています。

 

メガネ屋さんいわく、わが子の場合は、近くを見るのはメガネがあるほうが、見やすいと言っていました。遠くは、さほど変わらないそうです。

そのため、絵本を読むときは、読みやすいのかもしれません。

 

「行きたくない」といったのは、その時以来ないですし、園では、毎日楽しく過ごしているようです。

保育士さんも、わが子には特別、メガネのことで声がけをしているわけではないようで、自ら昼寝をするときはメガネを外してメガネケースに入れ、昼寝から起きるとメガネをかけるという生活をしているとおっしゃってました。

子どもは柔軟性があるなと改めて思いました

大人が大人の目線でみるため、周りの反応を気にしてしまうのです。(これは私のことです)

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