女の子を産み分けしたい人への、「これだけ知っておくと産み分け成功確率が上がるよ!」」というのをまとめてみました。実際に本を読んで調べて独自の考えも入れて書いていますので、個人的な感想も入っています。
女の子がどうしても欲しい家庭もあると思います。それは、「男の子は産んだので、次は女の子を育ててみたい!」や、「母親と一緒に買い物に行ったり、旅行したりしたいから女の子を産みたい」」という人まで、いろんな希望をもって、女の子を産み分けしたい人がいます。それは夫婦の事情なので、「いい・悪い」はないと思いますが70%ほどの確率のようです。
ただ、産み分けは、遺伝的な障害が生まれないようにするためというのもあるようです。
では、いくつか女の子の産み分けについてご紹介していきたいと思います。ここでは、女の子の産み分け限定ですので、男の子の産み分けについては書いていません。
女の子の産み分け方法
女の子の産み分けをする方法をご紹介します。
・自分たち夫婦で試す方法
・ピンクゼリーという潤滑剤を使って膣を酸性に傾ける方法
・婦人科で排卵の状況を見てもらい、排卵日2日前を狙って性交する方法
また、体外受精や、パーコール法がありますが、行っていない婦人科もあります。
また、食べ物で体を酸性にしておくというのもあるようですが、根拠はないようです。
このような方法を詳しく説明していきたいと思います。
●性交方法
●排卵日の特定
●ピンクゼリー
●クリニック
●食べ物
賛否両論ありますが、この5つの産み分け方法で説明していきます。あらゆる可能性を混ぜて産み分けするほうが成功確率はあがります
女の子の確率を上げる性交方法
精子のX染色体やY染色体のことは後で説明していきますので、先にどのようにすれば、女の子の産み分ける確率が高くなるかを説明していきます。
女の子が生まれる精子の特徴は、
X染色体で、
酸性に強い、
寿命は2~3日、
精子の泳ぐスピードが遅い
・膣は通常、酸性の状態で排卵日にアルカリ性に傾きます。
そのため、排卵日の2日前に性交をすることで、X精子が残りやすくなります。
排卵するまで時間があるので待たなければいけませんが、Y精子(男)は、酸性に弱いため、排卵を待っている間に、数が減ってしまいます。それにより、X精子(女)が多くなる傾向にあります。
Y精子(男)が子宮に泳ぎ着いたとしても、寿命が1日しかないので、2日間も排卵を待つことができません。
排卵日2日前には性交した後は、排卵日後3日程度は性交しない、もしくは避妊をするほうがいいでしょう。万が一、膣内がアルカリ性に傾てしまうと、X染色体が減ってしまう可能性もあるためです。
・軽い性交 女性がオーガズムを感じてしまうと、膣内がアルカリ性に傾ていしまいます。X染色体(女)は、アルカリ性に弱いため、できるだけ刺激の少ないあっさりとした性交にとどめておくことでアルカリ性に傾くのをおさえることができます。
・浅いところで射精 X染色体(女)は寿命が長くゆっくりと動きますが、Y染色体(男)は寿命が1日で早く動きます。その特徴を生かして、膣の入り口浅いところで射精することで、ゆっくりと時間をかけて精子が子宮にたどり着くことになりますから、Y染色体(男)を生き残りづらくしていきます。
3~5日に1回は射精するほうがいいですが、精液を薄める性交は避妊をしてくださいね。
番外編
・X精子(女)はY精子(男)に比べて数がすくないため、比率をあげるために、射精を頻繁にし、精液を薄めておくほうがいいといわれています。
(これに関しては、X50でY100として、数を減らしたとして、X25でYが50と半分にしたとしても、比率は同じになります。ただ、差が小さくなるので、これも産み分けに関係してくるということかもしれません)
女の子の産み分けに必要な排卵日計算
女の子を産み分けするには、排卵日を正確に特定する必要があります。
まず、排卵日が正確にわからないと、男女の産み分けはできません。
そもそも、妊娠も難しくなるのではないでしょうか。
確実に排卵日を特定したいのであれば、病院で検査(エコーや血液検査など)を受けることで卵胞の大きさを測り、いつ排卵予定かを見極めることができます。排卵日は95%の確率で特定できるそうです。
市販の排卵日検査薬は、陽性になって1~2日後に排卵するというものです。
そのため、女の子希望に必要な排卵日2日前を決めることはできません。
排卵の24~36時間前になると黄体形成ホルモン(LH)の量が多くなるため、尿のLH濃度が高くなります。
この濃度を見ることで、24時間以内の排卵を予測するんです。
排卵検査薬でうっすらと陽性反応がでてくると排卵日2日前ごろといえます(確定ではありません)
同時に、基礎体温を測っておくことで、排卵日の確立を上げることができます。
クリニックでも基礎体温は測るように言われることが多いので、妊娠を希望するのであれば基礎体温はつけておくといいですよ。
また、クリニックでも産み分けゼリーを処方してくれることもあります
排卵日って?
排卵日は、28日周期で生理が来ている人であれば、計算しやすいですが、実際は、毎月変動することが多いと思います。
それは仕事や家庭のストレス、生活環境、睡眠不足などでホルモンバランスはすぐに崩れやすいからです。
ここでは、28日周期の設定でお話していきます。
排卵日は、次の月経予定日から14日さかのぼった日となります。
さきほども書きましたが、基礎体温を付けておくと排卵しそうかどうかがわかりやすくなります。
最低体温日の前日から高温期4日間が排卵時期といわれています。
そのため、排卵日を特定することはできません。
最低体温日が現れないこともあるのですが、低温期と高温期の温度差が0.3℃以上あれば高温期にはいっていることになります。
産み分けは、排卵日の特定が1つのカギとなるので、基礎体温の記録、市販の排卵検査薬、クリニックでの検査などを合わせて、正確に見極めてくださいね。
それでも、産み分けは70~80%の確率ですから、うまくいけばいいなというくらいのほうがいいと思います。
産み分けに必要なX精子の特徴(女の子)
性交の方法でも少しご紹介しましたが、X精子の特徴を改めて詳しく説明していきます。
精巣で作られる精子は、X染色体とY染色体をもっている
卵巣で作られる卵子は、X染色体のみ
人間は、46本の染色体をもっており、その中で2本が性染色体として性別を決めています。
女性は、X染色体が2本(XX)、男性は、X染色体とY染色体を1本ずつ(XY)となります。
そのため、精子のX染色体かY染色体のどちらが受精したかによって性別が決まってしまうということになります。
XX染色体 女の子
XY染色体 男の子
また、精子は基本的にアルカリ性で、膣内は雑菌の侵入を防ぐため酸性となっています。
つまり、精子が生き残るのが過酷な状況なのですが、その中で、強い生命力の精子が残っていきます。
強い精子が、周りの精子に助けられて子宮に入っていくというのも聞いたことがあります。選び抜かれた精子ということですね。
排卵日になるとアルカリ性の頸管粘液が分泌されるため、膣内は中和されます。つまり、Y精子(男)が有利になります。そのため、排卵日の2日前が性交のタイミングということになります
X精子(女)
・酸性に強くアルカリ性に弱い
・寿命が2~3日長め
・Y染色体(男)よりも数が少ない
・泳ぐスピードが遅い
・Y染色体(男)より重い
Y精子(男)
・アルカリ性に強く酸性に弱い
・寿命が1日
・X染色体(女)の2倍の数がある
・泳ぐスピードが速い
・X染色体(女)より軽い
このように、ほぼ正反対の特徴を持つのがXとY染色体です。つまり、3日違うだけで性別が変わってしまうということにもなります。
そして、Y染色体のほうが数が多いので、男の子が生まれやすいように感じるのですが、結果的に男女比は約50%だそうです。
精子の特徴
精子は射精されると、精液が固まることで精子を守ります。
30分後、精液が再度液体状になり卵子のほうへと動き出します。
卵子にたどり着く距離は約18cm、精子のスピードは約5mm/分ですから、約40分ほどかけて卵子に近づくということになります。
Y精子(男)の寿命が1日でも、1日の寿命しかない卵子が待っていれば、受精するということになります。
まさに、タイミングがうまくあえば受精するということですね。すべてが奇跡です!
潤滑ゼリー【ピンクゼリー(酸性)】
女の子を産み分けしたいという人が使っているのが、ピンクゼリーです。膣内のPh(ペーハー)を、酸性に保っておく必要があるのですが、女の子の産み分けに必要な酸性になるように、膣内に液体を注入しておくのです。
そうすることで、膣内が酸性になり、女の子ができやすい環境が整うのです。
膣内のPh値は、個人差があり、酸性が強い人や弱い人などさまざまです。
そのため、簡単に使うことができるピンクゼリーは産み分けでよく使われます。
ネット通信販売や婦人科などで取り扱っています。
産み分けを考えるのであれば、排卵日の特定とピンクゼリーが重要だと思います。
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病院で行う産み分け
病院で産み分けを行うときは、基礎体温をつけ、エコーなどで排卵2日前を特定し、性交のタイミングを取ったり、ピンクゼリーを処方したりします。
それ以外には、パーコール法や、体外受精、人工授精で産み分けをするという方法もあります。
パーコール法って何?
精液をパーコール液にいれ遠心分離器にかけることで、X精子とY精子に分かれます。先ほど書いたように、X精子は重め、Y精子は軽めなので、2つに分かれます。
そして、X精子(女)だけを取り出して、卵子のある子宮に戻すという方法(人工授精)です。
人工授精は、卵子を取り出さず、精子だけ選別して、子宮に戻す方法です
ただ、精子を遠心分離器にかけても、100%2つに分かれるということはないそうで、X精子にY精子が20%程度混ざっていることも多いです。
パーコール液は、糖分のショ糖で作られているため、精子にも影響がないと2006年に日本産婦人科学会が発表しています。
ただ、医療機関で行われているところが少なく、自費になります。
また、選ばれた精子だけを子宮に戻すので妊娠自体の確率が下がります。
日本産婦人科学会は、精子に影響はないとするものの、産み分けの科学的根拠は否定しています。
実際、女の子の産み分け成功率は70%程度で、男女比50%よりは高めといったところです。
パーコール法(人工授精)の費用ですが、1回に3万円~5万円ほどです。
近くに実施している病院がなければ、旅費や宿泊費もかかることになりますし、女の子の産み分けは人気ですから、予約がいっぱいということもあるでしょう。
不妊治療をしている人だけが利用できるという病院もあるようです。
体外受精で産み分け
体外受精(IVF In Vitro Fertilization)は、卵子と精子を体外で受精させ受精卵を培養した後に子宮に戻します。
(人工授精は、精子を子宮に戻すので、卵子は体外に取り出しません)
染色体を90%の確率で見分けることができたあと、体外で受精させるので性別の確率は高いのですが、体外受精の妊娠率が20%程度と低いので、1回の体外受精で妊娠できるというのは低くなります。
体外受精の値段は1回20万円以上と、人工授精のパーコール法よりかなり価格は高いです。
体外受精は性別の見分けは確率が高いですが、妊娠率が低い。
パーコール法は、女の子の産み分け成功率が70%です。
価格は違いますから、どちらを選ぶか夫婦でしっかりと話し合う必要がありますね。
着床前診断
こんな方法もあるというので記載しておきますが、これは日本では基本的に認められていません。
着床前診断(受精卵診断)は、受精卵が着床する前に受精卵の異常を調べる検査です。
染色体や遺伝子異常がないか23組(46本)の染色体をすべて調べることで、流産や障害などの有無がわかるのです。
調べるときに性別がわかるため産み分けの方法の1つとして使われることがあるのです。
ただ、日本では、産み分けのために着床前診断を受けることは禁止されています。
そのため、タイやアメリカなどに行き着床前診断をしている人もいましたが今はほとんどされていません。
伴性遺伝とは?
「伴性遺伝疾患」を予防するために、産み分けをする家庭もあります。
家族に、血友病や、筋ジストロフィー症、筋委縮性側索硬化症、色覚異常などの染色体因子を保有していれば、遺伝してしまう可能性が高いからです。
遺伝病の因子があっても、発病しないで、潜在保因だけの場合もありますし、発病することもあります。
これは、染色体の組み合わせによって変わってきます。
色覚異常や血友病などの決定は、X染色体(X’)で行われます。
男→ XYなら正常、X’Yは発病
女→ XXなら正常、X’Xは潜在因子、X’X’は発病
このように、発病していなくても、親が潜在保因者かどうかでも、変わってきます
伴性遺伝疾患という、どうしても産み分けをしなければいけないという家庭もあるという現状もあります。
女の子を産み分けするときの食べ物
X染色体は、酸性を好むということですから、身体も酸性に傾けておいたほうがいいのではないか?といわれているのですが、これは俗説で、根拠はありません。
ただ、精子が作られるのは3ヶ月ほどかかるといわれているので、3ヶ月以上前から規則正しい食事に気を付けるのもおすすめです。
●女性が食べるといい食べ物
酸性が強い食べ物
・肉、魚、卵
・クランベリー(欧米ではよく利用され、女の子が産まれやすいといわれている)
●男性が食べるといい食べ物
・野菜
・アルカリ性が強い食べ物
これは科学的根拠はありませんので、普段の食生活に摂り入れるくらいでいいのではないでしょうか?
過剰に摂取すると体に負担になる場合もあります。
カフェインは、Y染色体(男)を活発にするといわれているので、できるだけ男性は摂取するのを避けたほうがいいかもしれません。
また、カフェインを3杯以上飲むと精子の遺伝子に影響するともいわれていたり、女性にとってカフェインは着床しづらくなるという話もあるので、飲みすぎはよくないですね
サプリメントで、男の子の産み分けに「リンカル」というのがあるのですが、女の子希望にはサプリメントはありません
生活環境
ストレスや、睡眠不足、食生活の乱れによって、ホルモンのバランスは崩れてしまいます。
そうなると、確実に正確な排卵日を予測しなければいけないのにできなくなりますから、産み分けが失敗に終わることもありますし、さらには妊娠自体がむずかしくなることもあります。
月経周期を一定に保つこともとても大事なことです
膣洗浄
膣内洗浄をするときに、インクリアという膣洗浄のアイテムを使うことがあります。
そのインクリアの中に、レモン汁や、ライム汁を入れたり、酢やクエン酸を入れることで、膣内を酸性にする方法があります。
しかし、これは、実際に、膣内のPh(ペーハー)が酸性になっているかどうかはわかりませんから俗説になります。
そのため、多めに酸性の物質を入れておこうとすることもあるでしょう。
そうなると、膣内が荒れてしまったり炎症を起こすことも考えられます。
レモン汁や食酢のほうが価格は安いですが、ピンクゼリーをつかって、膣内を酸性にするほうが確実だと思います。
女の子の産み分けは人気
女の子を授かりたいという夫婦がとても多いようですが、実際の男女比は50%なので、女の子が多いというのもないようです。
それでも、昨今、女の子人気はスゴイですよね。
産み分けは、100%ではありません。70%程度の確率ですから、出来たら女の子がいいな~くらいがいいと思います。
体質でどうしても、膣内が酸性になりにくい女性もいます。
また、産み分けを行わないほうがいい女性もいます。
それは、そもそも妊娠しづらく不妊治療をしている人や高齢出産になる人は精子を選別する産み分けはさらに、妊娠率が下がるためです。
●性交方法
●排卵日の特定
●ピンクゼリー
●クリニック
●食べ物
根拠がある・なしと意見が分かれるものもあるのですが、ポイントとしてはこの5つです。
基本的に妊娠22週以降は産み分けによる中絶は認められていません。胎児の性別は21週目でもわかりづらいこともあります。
男の子を授かったときの気持ちやこれから育てていく愛情の持っていき方が難しくなるので、一応産み分けをやってみようかなくらいの楽な気持ちがいいのでは?と思います。
私の意見としては、ピンクゼリーは確実に使用するほうがいいと思います。
そして、排卵日を特定する必要があるので、排卵検査薬やクリニックできちんと正確な日を定めることが大事だと思います。
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